花のある人生
私は人生を過ごす上で、特に目的があるわけではありません。
もちろん、将来の夢というものはこれまで幾度か掲げた過去はありますが、それは一般的に誰でも抱くものであり、それ以上に具体的で高尚な目標を設定したことはありません。
でも、みんなそうではありませんか?
目には見えないレールに乗っかって、何とも知れない推進力でただただ前進しているだけ。
小中学校を卒業したら、なんとなく高校へ行き、ふらーっと大学や職業訓練学校に行き、もしくは就活して働き。
それが現代で用意されているレールというもので、ここから外れてしまうと、もう戻れません。というより、レールの上を脇目も振らずに猛進する同世代の仲間たちを、脱線した線路沿いの砂利道から眺めていると、もうレール上に戻る気も失せてしまうのでしょう。
勿論、最初っからレールに乗ることを拒み、自分で道を切り拓いていく猛者も一定数います。どの時代でも。
前者は後者になろうと思えばなれるのでしょうか。
「人は変われる」
自分を変えた経験を持つ人はそう言います。でもそれは変われた人だからこそ言えるのであって、すべての人が変われるという根拠にはなりません。そこで、そういった人々はこう保険をかけることが多くなりました。
「人は変われる。変わる気さえあれば」
一方の私は典型的な「置かれた場所で咲く」タイプなので、当分は変わらないと思います。
あなたは変われますか?