ひょん
ひょんなことから、私は生まれた。
ひょんなことから、いろんな人と出会って、
ひょんなことから、今の社会に属して生活している。
昨日の夜の街で見知らぬ人とぶつかったのだってひょんなことだったし、
中学生の頃あの先生に1年間だけ国語を教わったのもひょんだった。
このブログを知ったのも始めたのも、すごくひょんだった。
人生の要所要所には、たいてい選択肢が用意されている。
「Yes」「No」「その他」。
でも、選択肢のない要所もたまに存在する。
その場合、当人はそれが要所であったことに気づかない。
で、なんとなく「ひょん」と あることからが起こって、それを繰り返して、その人の人生になる。
そして、ひょんなことから人生が終わる日まで、延々と繰り返すひょんの中で生きていく。
今度ひょんが起こるときには、
できれば意識して、抗ってみようかな
なんて思ったりする。
ちなみに、今のあなたに最後に起きたひょんは何ですか?